JEM1509

三相パワーコンディショナの等価ミニモデル設計基準

規格番号 1509
最新版年号 2026
類別 新発電システム
制定年月 2016年12月16日
改正年月 2026年4月27日
確認年月
改正/廃止予定年月
概要  大容量のパワーコンディショナの系統擾乱試験や単独運転防止試験を実機で行なうには,高電圧大電流の試験設備を必要とするため,実施が困難である。また,実施可能であった場合でも,試験条件が限定される。更に全ての製品の容量に合わせた試験環境を揃えることが困難である。
このため,各社は実機ではなくミニモデルによる試験結果を連系協議で使用している。また,電気規格調査会JEC 2470「分散型電源系統連系用電力変換装置」の解説9(3)(b)では,大容量系統連系変換装置において系統電圧急変等の試験を行う場合の試験方法について,「主回路をスケールダウンしたミニモデルと制御装置とを組合せて,同様の試験を行う。」と記載されている。
 しかし,ミニモデルの設計方法については定められておらず,各社それぞれの設計方法によりミニモデルを作成しているため,連系協議において,試験に用いたミニモデルの是非を個別に議論し,時間と労力が掛かるという課題があった。
そこで,このJEM規格を制定することで,実機とミニモデルを比較した定型のフォーマットを用いて連系協議を行うことを可能とし,連系協議の時間短縮を図ることができるようにした。
 加えて改正第1版では,ミニモデルの設計指針についての記述の追加と,ミニモデルの適用範囲の拡張を行った。設計指針への記述の追加では,改正前の記載事項において,分かりにくいとの指摘のあった項目の修正,PCSの機器構成の多様化に伴う記述の追加を行った。ミニモデルの適用範囲の拡張としては,改正前の内容(FRT試験及び単独運転防止試験)に加え,実証試験を踏まえて妥当性が確認できた項目を追加した。また,第2回の改正では,この規格の適用範囲を「太陽光発電システム用」から「太陽光発電システム用,リチウムイオン蓄電システム用及びこれらのシステムを併用するシステム用」に変更し,数式誤記の是正などを含め,技術的な明確化と整合性の向上を推進した。
 なお,この規格利用者の利便性に資するよう,この規格の附属書A(等価ミニモデルのチェックシート)はWordでも頒布する。
主な項目 適用範囲,引用規格,用語及び定義,等価ミニモデルの設計(一般事項,回路構成,定格,フィルタ回路,直流変換器及び逆変換器,変換装置用変圧器,制御装置,制御電源),実機と等価ミニモデルとの等価性の確認(一般,構成及び使用部品,動作検証による等価ミニモデルの妥当性の確認,実機の制御電源への電力供給能力の確認)などについて規定している。
正誤票 なし
ページ数 30ページ
※注意:サイズが違うページ・白紙ページも1ページとしてカウントしております。
ページトップへ