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第1回 火力発電講演会 (2026/02/17)
2026年02月17日
一般社団法人日本電機工業会では、火力発電業界の広報活動の一環として、講演会を開催いたします。
火力発電は、現在そして未来にも、電力の安定供給を支える不可欠な電源です。その火力発電の最新技術と環境対応の取り組みを、火力発電機器メーカー6社の若手エンジニアにより、体験談と共に発表します。
また、一般社団法人 火力原子力発電技術協会による基調講演「これからの火力発電の役割と価値」、およびJEMA火力発電委員会委員長による「火力発電を取り巻く動向」の講演を行います。
火力発電の将来を担う学生の皆様や火力発電ご関係者、そしてエネルギー分野にご関心のある皆様のご参加を心よりお待ちしております。
開催日時
2026年2月17日(火) 14:00~16:40 (開場 13:00)
開催方式
対面およびウェビナーのハイブリッド方式
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※ウェビナーはMicrosoft Teamsを使用します。
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※ウェビナー参加申込みの方には、2026年2月10日(火)を目途に参加用URLをご連絡します。
会場
(対面)電機工業会館 6階会議室
東京都千代田区一番町17-4 会場周辺地図
東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅下車 4番出口徒歩3分
東京メトロ有楽町線 麹町駅下車 3番出口徒歩7分
参加費
無料
定員
対面(電機工業会館に来訪):50名
講演会 プログラム
| 時間 | 演題 | 講師 |
|---|---|---|
| 13:00~ |
会場受付開始 |
|
| 14:00~14:05 |
開会挨拶 |
伊藤 健司 |
| 14:05~14:40 |
<基調講演> |
小川 貴則 様 |
| 14:40~15:00 |
<全体動向> |
花谷 篤宏 |
| 15:00~15:50 |
<一般講演 Part 1> |
伊藤 理究 様 |
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<講演2>【大型GT・水素・LNG混焼】 |
永井 初 様 |
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<講演3>【CCUS・岩石蓄熱・エネルギーマネジメント】 |
松崎 晃大 様、藤田 拳人 様 |
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| 15:50~16:35 |
<一般講演 Part 2> |
有信 潤哉 様 |
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<講演5>【地熱・再エネ・国際貢献】 |
大谷 尚史 様 |
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<講演6>【監視計装制御・IoT】 |
今野 翔揮 様 |
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| 16:35~16:40 |
閉会挨拶 |
花谷 篤宏 |
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※都合により、講演者、講演時間、内容、順序を変更させていただく場合がございます。
各講演の詳細
基調講演:これからの火力発電の役割と価値
火力発電は電力の供給力、調整力、慣性力、同期化力を有し、再生可能エネルギー拡大時にも重要な役割を持つ。カーボンニュートラル実現に向けて、これからの火力発電の役割と価値は何か、期待されることを明らかにしたい。
全体動向:火力発電を取り巻く動向
安全前提の元、電力安定供給、経済性、環境性のバランスが求められる中で、火力発電はエネルギーの未来を支える電源の一つとして期待されている。ここでは、火力発電を取り巻く世界や日本での動向について述べる。
講演1:燃料アンモニアの社会実装に向けた挑戦
地球温暖化対策として、二酸化炭素を排出しない次世代燃料の水素とアンモニアが注目されており、特にアンモニアは輸送・貯蔵が容易なため期待されている。本講演では、火力発電設備におけるアンモニア利用の取り組みや世界初となる実機実証試験の結果、今後の展望について紹介する。
講演2:カーボンニュートラル社会及び電力の安定供給を目指すガスタービンの紹介と水素焚きガスタービンの取り組み
近年、電力需要は高まっており、市場のニーズとして電力の安定供給や脱炭素化の動きが高まっている。
カーボンニュートラル社会の実現及び電力の安定供給を目指す当社ガスタービンの取り組みと、CO2排出ゼロを目標とする水素焚きガスタービンの開発動向について紹介する。
講演3:カーボンニュートラル時代の火力発電を補完する二酸化炭素分離回収および蓄熱システム
火力発電の燃料転換完了までは、現有火力発電設備からの二酸化炭素分離回収・活用(CCUS)および化石燃料由来の熱エネルギーを無駄なく利用することも重要である。本講演ではCCUSの仕組み・実用例・今後の展望を、蓄熱システムについては岩石を蓄熱媒体としたデジタル技術を活用したエネルギーマネジメントの開発状況について紹介する。
講演4:カーボンニュートラル実現を目指すガスタービンコージェネの取り組み
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて様々な企業が工場から排出されるCO2の削減に取り組んでおり、その中でもCO2を排出しない水素燃料によるコージェネレーションシステムが注目されている。
本講演ではCO2フリー社会実現に向けて「つくる・はこぶ/ためる・つかう」に取り組む当社の活動を紹介する。
講演5:海外地熱発電建設プロジェクトの事例紹介
世界的なカーボンニュートラルの潮流の中、再生可能エネルギーの需要が急速に拡大している。中でも、地熱発電は、天候・昼夜を問わず安定した発電が可能な発電方式として期待されており、世界の設備容量は年々増加傾向にある。
本講演では、当社が海外に設備納入した地熱発電建設プロジェクトについてその事例を紹介する。
講演6:発電プラント計装制御システムの紹介
化学工場や発電設備など、プラント運営について近年、業務効率化や人員削減の観点から計装制御システムの需要が高まってきている。計装制御システムの1つとして、当社が取り扱っている「MELSEP5G」と呼ばれるDCSについて紹介する。
申込方法
- 対面ご参加 希望の方は、こちらからお申し込みください。
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ウェビナーご参加 希望の方は、こちらからお申し込みください。
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※お申込みに当たっては、当会の個人情報保護に関する基本方針をご確認下さい。
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※定員に達した場合、ご希望に添えない場合もあります。予めご承知おきください。
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※本講演会の様子は、後日JEMA公式YouTubeチャンネルにアップロード予定です。
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※複数人数で聴講される場合も、各自お申込みをお願いいたします。
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申込締切日
2026年2月16日(月)
【本講演会に関するお問い合わせ先】
電力・エネルギー部(成瀬・松山・大黒)
電子メール:jema_denene_info@jema-net.or.jp ※@は半角に直してください。
在宅勤務併用のため、お問い合わせは可能な限り電子メールでいただきたくよろしくお願いいたします。
Tel: 03-3556-5885