調査報告書関連
低圧直流普及のためのシステムインテグレータ/施工業者向けガイドライン
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| 種別 | 電力・産業システム |
|---|---|
| 出版物番号 | 7221 |
| 最新版年号 | 2025年9月 |
| 概要 | 低圧直流の本格的な普及においては、色々な社の製品を組み合わせて使えるようになることが必要となる。そうした相互運用に向け、JEMAでは低圧直流に関するルール形成に取り組み、直流対応機器を組み合わせて使用するシステムインテグレータや施工業者向けのガイドラインを発行した。 ガイドラインは、低圧直流システムの普及を目的とし、システムインテグレータ(SIer)や施工業者が設計・施工を行う際に直面する技術的課題と注意点を整理している。直流システムは、交流システムと比較して効率性や信頼性の面で期待される一方、技術的知見の蓄積が少なく、交流とは異なる電気的特性への配慮が不可欠である。 直流特有の重要課題として、電源品質(電圧リップル対策)、系統安定性(共振対策)、高速な短絡電流に対応する保護協調、電食を考慮した接地方式の選定、コンデンサに起因する突入電流への対策などを挙げている。特に、従来の機械式遮断器では対応が困難な大電流を高速に遮断できる半導体式遮断器の有効性と適用箇所について説明している。その他、配線方式(ユニポーラ/バイポーラ)の選択基準や、交流とは原理が異なる直流漏電の検出技術など、安全で信頼性の高い直流システムを構築するための実務的な技術情報を解説している。 |
| PDFファイルサイズ | 1,180kb |
| ページ数 | 38ページ |