コンテンツ・メニュー

メニューをスキップ

生物多様性保全

生物多様性保全推進セミナー・イベント 開催報告

来て・見て・わかる 生物多様性保全活動実践説明会 ~事業所敷地での生物多様性活動~
 (2018年11月)


電機・電子4団体生物多様性WGでは、2018年11月2日にエスペック(株)神戸R&Dセンター様(兵庫県・神戸市)のご協力を得て、4団体正会員企業を対象とした今年度第2回目の生物多様性保全活動実践説明会を開催しました。

本年4月に発行した「企業が取り組むはじめての生物多様性 Let's Try Biodiversity ! (LTB)」の内容を説明し、実際にそれらの取り組みをご覧いただき、各社で展開・推進していただくことを目的に、今回は特に「事業所敷地での生物多様性活動」をメインテーマに企画しました。

午前の部では、土田主査(エスペック(株))からWGの概要紹介をした後、勝田シニアアドバイザー(ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ(株))より、LTBの構成や内容、活用方法について説明を行いました。

土田主査挨拶と参加者の様子                        勝田SAからのLTB解説

午後に入り、まずはエスペックミック(株)吉野様より、具体的な植物調査や、生きもののすみかを作る方法について説明をいただき、続いてバイオーム(株)藤木様より、同社が開発したアプリを活用した生きものの調べ方について解説をいただきました。その後、エスペック社が環境保全を学ぶフィールドとして保有しているバンビの里(「エスペックの森」と「ビオトープ」)での取組みを、解説を交えながら実際に見学しました。

エスペックの森では2001年から土地本来の植生を活かした森づくりを実践されており、約30,000本の樹木を従業員が植樹し、生態学的・環境保全の観点からも適切な管理が行われている他、飛来する野鳥の調査や、5年毎の二酸化炭素の吸収・固定量の測定もされています。伐採した樹木も、従業員の家族により標識に再生されるなど、無駄にすることなく楽しみながら取り組んでいる様子が伺えました。またビオトープでは生息する在来種を定期的に調査し、外来種の駆除も行われているとのことで、水中の生きものや、葦が茂る様子を見学しました。更にバイオーム社のいきものコレクションアプリ「Biome」をダウンロードしたスマートフォンで、発見した動植物を同定する試みを行いました。

見学を終えた後には4つの班に分かれ、今回初の試みとして、仮に設定した事業所緑地において生物多様性保全活動を実施するゲーム的グループワークを行いました。各グループに割り当てられた予算とメンバーのスキルを活用し、どのような取組ができるかを検討の上、発表を行い、大変盛り上がりました。

当日は、WGメンバーを含め30名が参加し、今回のような体験型セミナーが有意義な機会となった感想を多数いただくと同時に、今後も継続して定期的な開催のご要望をいただきました。

エスペックミック吉野様による森の説明                     伐採した樹木を活用した標識
ビオトープの見学                      グループワークの様子

― 見学会 開催概要 ―

日時:2018年11月2日(金)
会場:エスペック株式会社 神戸R&Dセンター

【当日のプログラム】
10:00~10:30 主催者挨拶、WG活動紹介
10:30~11:40 Let's Try Biodiversity説明
12:40~13:30 講義:生きもの調査、すみかづくり
13:30~15:15 フィールドワーク(森、ビオトープ)
15:30~17:00 グループワーク/発表・共有