電気を語ろう!第9号

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JEMAの理科教育支援活動 電気を語ろう!第16号

理科教育支援ワーキンググループのメンバーのコラム、JEMA の理科教育支援活動をサポートしてくださる方々からのメッセージを紹介します。

電気はありがたいですか?

皆さんにとって、電気はありがたいですか?

私の部屋には、エアコンと冷蔵庫があり、すぐ近くに24時間開いているコンビニエンスストアがあります。お腹がすいたら、いつでもそこに行って、好きなものが買えますし、暑いとか寒いとかをあまり感じないで過ごすことができています。このような快適(当たり前?)の暮らしを支えている電気について、皆さんはありがたいと思ったことがあるでしょうか?みなさんの普段の生活では感じないでしょうね。

しかし、最近ではゲリラ豪雨などで停電を経験することが増えているような気がします。停電からやっと電気が来て、初めて"ありがたい"と思うのではないでしょうか。

小学生の理科実験は、我々が初めて、色々な物や現象に触れる貴重な体験の場です。私も小学校では理科が一番好きな科目でした。特に理科実験では、予想したことがぴったりあった時も、予想外のことが起こったりしても"どきどき"の時間でした。理科実験になると、普段はあまり手を挙げて発表しない子供も、がぜん張り切っていたようなことを思い出します。
"実際にやってみる"という経験は人間の成長過程で大変貴重なことだと思います。

JEMA理科教育セミナーでは、"電気をためる、電気を使う、電気で磁石を作る"の理科実験を先生方に体験頂いております。児童のみなさんが理科実験で"貴重な失敗"を体験できるように、単にうまくいく実験方法を提供するだけでなく、失敗経験に基づいて、"なぜ失敗したか"を振り返り、うまくいくには"どうしたらよいか"を考える過程を体験頂けるセミナーになっています。

これからも先生方が本セミナーで"貴重な失敗"を経験され、学校で児童のみなさんとともに"貴重な失敗"を共有できるよう、熱くサポートしていきます。

ぜひこのプログラムを活用して、多くの子供が、当たり前ことを"どうして?"と思い、"よしやってみよう"というような"理科好き"になり、またその中の何人かが電気に関心を持ち、技術者に育っていく環境を作って欲しいと思います。そしてみなさんの生活にかかせない電気が、"当たり前"に供給される社会がずっと続くことを願っています。

一般社団法人日本電機工業会 理科教育支援ワーキンググループ 委員 小川 賢治
[ 三菱電機(株) 電力・産業システム技術部]