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太陽電池アレイ用支持物の設計用荷重算出方法(JIS C 8955:2017)の設計用積雪量について

2023.07.11
追記 2024.01.26

この規格は、地上又は建築物等に設置する太陽電池アレイを構築する支持物の許容応力度設計のための荷重の算出方法について規定しています。

箇条6 のc)「地上垂直積雪量」において、アレイ面の設計用積雪量は、「式(26)によって計算した積雪量に当該地域における局所的地形要因による影響を考慮する」か、または「特定行政庁が求めた、50年再現期待値を用いることができる」としています。

ただし、後者は式(26)を基本としながらも当該区域の標準的な標高や海率を用いて積雪量を算定しているため、同JISの解説4.3b)に記載のように「設置場所における特定行政庁の規制の内容を確認し、より安全となる値を採用」いただけますようお願いいたします。

◇ 除雪をすることができない場合も考慮して設計いただけますようお願いいたします。


積雪による事故に関する注意喚起のプレスリリースが発表されていますのでお知らせいたします。

「大雪の年はソーラーパネル等の破損事故が急増!」
 (独立行政法人製品評価技術基盤機構 (NITE) 2023年12月22日発表 )

 同 報道発表資料