国内の動き ~スマートコミュニティ・アライアンス(JSCA)について~
経済界全体としての活動の企画・推進、国際展開にあたっての行政ニーズの集約、障害や問題の克服、公的資金の活用に係る情報の共有などを通じて、スマートグリッドおよびスマートコミュニティの国際展開、国内普及に貢献するため、官民一体となってスマートコミュニティを推進する母体となることを目的として スマートコミュニティ・アライアンス(JSCA) が2010年4月に発足しました。 (2017年3月28日現在の会員数は276社・団体)
JSCAには4つのWGが設置され、下記のような活動が行われています。
- 国際戦略WG
国内外の動向把握、情報共有、オールジャパンとしての情報発信を図り、日本企業の国際展開を促進するための施策等を検討。 - 国際標準化WG
スマートコミュニティ分野における国際標準化に貢献するため、日本工業標準調査会(JISC)や国内審議団体との連携を行うほか、欧米等を中心とする国際標準活動への参画や連携を行い、横断的課題や新たな国際標準化項目を検討するなど、日本の国際標準化戦略全体のサポートを行う。 - ロードマップWG
次世代エネルギー・社会システム協議会が策定したロードマップの改訂版を作成し、「NEDO再生可能エネルギー技術白書(2011年7月)」に反映。政府方針(エネルギー基本計画の見直し等)が確定し、ロードマップ改定のための前提条件が整った段階で、更なる改訂に向けた検討を開始する。このため、現在は活動休止中。 - スマートハウス・ビルWG
日本型スマートハウス・ビルの更なる普及拡大に向けて、各課題(重点機器の下位層の特定・整備など)の工程表を策定し、工程表に応じて各課題への対応を検討。
【図4】 JSCAの体制