SF6ガス代替技術への移行に向けたロードマップ
2022.05.31
2050 年カーボンニュートラル(CN)の目標へ向け、世界的な取り組みが急加速するなか、欧州や北米を中心に電力用SF6ガスの環境規制が具体化しつつあり、これを受けSF6ガス代替技術の開発およびパイロット導入が世界的に進みつつあります。国内機器メーカとしては、海外事業展開を考える上でこの動きに追随せざるを得ないこと、また国内インフラを支える機器メーカの責任としてわが国での電力用SF6の使用量削減に向けた適切な対応・準備が必要と認識しています。
一方、着実な技術・製品開発を進めるためには、その投資に見合う市場が必要であること、電力用SF6を実効的に削減していくためには適切なタイミングでの製品化が必要であること、環境・社会に対する貢献価値の評価制度が望まれるなど、業界大での議論が必須と考えます。この議論を積極的かつ効率的に進めるため、JEMA「SF6ガス代替技術タスクフォース」において、変電用開閉機器メーカ7 社が共同で「SF6ガス代替技術への移行に向けたロードマップ」を作成しました。
このロードマップは、
① 業界大での議論を活発化させることを目的に作成したものであり、ユーザーサイドにも広く認識、
参照いただく必要があること
② 業界大での議論をベースに、いわば地に足をつけてわが国の方向性を決める取り組みに資するも
のであること
③ 複数の製造メーカが共同で作成した世界的にもユニークなロードマップであり、CIGREなど国際
的な場における日本メーカのプレゼンス維持・向上への貢献が期待できること
から、本ページを通じて公開いたします。
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今後、SF6ガス代替技術への円滑な移行を推進する上での参考としたく、
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